【story】エスカレーターマークへの思い。


どうも!!目標を紙に書いて、へあることの意味の真髄は人が忘れる生き物であるということを最近理解した横山です。
#目標を紙に書くことの意味は忘れないため。
#人は忘れる生き物

今日のテーマは、エスカレーターマークについてです。

このマークの意味

このマークなぜできたかご存知でしょうか?
このマークはエスカレーターに乗る際、関東なら右、関西なら左を空ける習慣があると思います。
その風習、実は法律で決まっているわけでも、条例で決まっているわけでもありません。
ではなぜやっているのか?
人々が他の人を思いやり、自主的にやっているのです。
つまり、誰がやれと言ったわけでもなく。人々が勝手にやっていること(暗黙のルール)なのです。

意外な事実
駅やエスカレーターの製造しているところが何と言っているかご存知ですか?
「エスカレーターでは立ち止まってください」を推奨しています。下のようなポスターも都内の駅では最近よく見ます。

そうです。そもそもエスカレーターは歩くべきではないのです。
乗ったら手すりを掴んで立ち止まるが本来です。

片麻痺の人からの目線

我々のような片麻痺当事者からすると、右麻痺なら左側しか掴めないので、左側に、左麻痺なら右側しか掴めないので、右側にしか立てません。
これは立ちたくなくてもです。
言っても別に外国人ではないので、エスカレーターの常識がまだまだ浸透していない日本では周りからの無言の圧力であったり、暗黙の了解を破っているものとみられうこともあります。そこで対策を色々と探したところ、東京の理学療法士の協会が、全国どこでも歩行困難者が使えるマークをつくってくれていました。それが下のマークです。

その名も「わけあってこちら側に止まっています」のマークです。
表現が柔らかくて、とても良いですよね。

エスカレーターでのリアル

片麻痺の当事者である僕自身も、都内のエスカレーターでよく右側に立っているのですが、たまに実際に後ろから「どけよ!」と言われたり、「どいてくれますか?」と言われたりした経験があります。急いでいるのもわかりますが、そうしなければならないひともいるというのは1ミリも考えられないのだと思います。残念でなりません。かといって、「こういう病気で、こうなって、うまく歩けないです。」と都度説明するのもめんどくさいので、この表現とマークはとてもありがたいと感じています。実際、私も使っています。

 

 


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