セラピスト側の気持ち


どうも!!訪問リハビリのPTさんと話していて国がいかに福祉事業をいじめているのかを知らされて、やめてあげてくれと思っている横山です。
#国が勝手に法案を決めて可決して、従えという超トップダウンな制度
#それによりセラピストの給与が下がり続けている現実
#現場にいない人がルールを決める国


さて、本日はタイトル通り、セラピスト側の気持ちを考えてみようというテーマです。

今まで紹介してきた通り、脳卒中リハビリは3種類のST,PT,OTがそれぞれ担当について回復の手伝いをしてくれます。
多くの患者が麻痺したまま退院していく現実の中で、セラピストは何を感じ、考えているのでしょうか?
※ここからの内容はイチ片麻痺患者としての主観的な意見になります。ご了承ください。逆にセラピストの方でいやいや・・こう思ってるよというご意見あれば、ぜひコメント欄にぜひコメントお願いします。

 

私は入院中からセラピストとの関係を大事にしていたので、そのセラピストがどんな人かを知るために質問責めすることが多かったです。
・なぜセラピストを目指したのか?

・仕事上どんな悩みがあるのか?

・パートナーはいるのか?

など、仕事〜プライベートと色々と聞いてきました。

なろうと思ったきっかけで1番多かった印象なのが、
「自分もやってもらった」という回答だったように思います。

スポーツをしていて、怪我をして接骨院や病院で出会ったpt,otが素晴らしかったなどの体験談がセラピストのあるあるです。

もう一点、印象的だったのは「じいちゃん、ばあちゃんが世話になった」です。

その時に自分もこうなりたいと思った人が結構いたことを覚えています。

話していく中でどのセラピストにも共通して感じたことがありました。

それは、全員救えるわけではないという現実があることです。

以前何処かでも書いたような気がしますが、セラピストも良くしたいのは 山々なんです。

ただ、どうしようもない現実に現場で直面する。

なので正直、患者が入院してきた時にはわかっているんだと思います。

完治は難しくて、よくて少し動かせるようになってくれたら良いなレベルだと。

それを知りながらそれを悟られてはならない。
患者の想像するのが難しい気持ちをケアしないといけない。
モチベーションを維持して希望を持たせる。
という仕事は専門知識を持つだけ以上にしんどい仕事だと思います。

でも、そんな人たちがいてくれたから、今のわたしがあります。ありがとうございます。

退院当初はセラピストが違っていたらなどと考えたこともありましたが、今思うとこれほど的外れことはこれっぽっちも思いません。

回復しなかったのは自分のせいで、セラピストのせいではありません。
リハビリをしている側はそのことを胸に刻んでおく必要があると思います。


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