どうも!!
集中するために、そもそも集中すべきところだけ見えていた方が集中できるのでは?という仮説を勝手に立てて、サングラスに付箋を張って視野を狭くしようとしたら、なんだか馬鹿みたいに思えたきた横山です。
#結果、逆に付箋が気になるというオチでした。
#付箋とサングラスの用途はそういうためではない。
#仮説と検証は大事
さて、今回は片麻痺による中途障害者として思うことについてです。
片麻痺の人はもちろん、他の要因で障害を負った人でも共感できるような内容かと思います。
・正直な気持ち
まず個人的な本心からです。「こんなはずじゃなかった。」です。
この世に誰1人として、自分から障害を負いに行きたかった人はいないと思いますし、わたしもそう思ううちの1人です。
そもそもお前の健康管理だろ。と言われてしまえばそれまでですが、それでは考え方的に当人にはキツすぎます。
・当事者だからこそ見えてくるもの
キツくてここからはその人の捉え方次第ですが、悪いことばかりでもなく、意外にも思えますが、今まで見えなかった世界が見えるようになったりもします。
具体的には、片麻痺のわたしなんかだと、よく利用する屋外の道においては、公衆トイレや利用できるトイレの位置を全て把握していたり、ここが変だよOTとか、こうして欲しいというようなことが具体的に見えていたりもします。
・気づいていてもどうにもならないむずがゆさ
ただ、これらは具体的に見えているだけで、改善したり、修正するほどのパワーはありません。なんせ以前も書きましたが、日本の身体障害者の割合は7.2%のみで、日本は残りの92.3%に合わせてデザインされているので、不便や理不尽が当たり前で、かつ変更しづらい現実があります。
わたしは奇跡的に変更することなく、SELECTORによりそういった不便と戦える術を提供できる立場にいますが、不便や理不尽が当たり前と諦めてしまっているのが身障者であり、中途障害者だと思います。
生まれつきの人は生まれた時からそうなので、「違くない?」の声は上げづらいと思いますが、中途の人は声を上げやすいと思います。
現代は、多くの個人がSNSなどで声を上げやすい時代です。
「中途障害になると色々気付きやすくなるけど、誰も声を上げないよね」と私は感じているので、中途障害のみなさん、ぜひ声を上げましょう!
・今の時代に合わせた障害との戦い方
私もこのようにブログや、Instagramで声を上げたり、同じような人に対して良い情報を共有したりしています。
こういうことは生まれつきの人でもそうですが、中途障害者だからこそできることだと思います。一人一人のムーブメントが変化を呼び込む時代です。
まだまだ怖いという人は仲間や共通項のある知人を作ってみると良いと思います。 障害持ち同士の『共感』は凄まじいものがあると思います。
説明はしづらいですが、「わかるよー」と言いってくれるどんなに親しい健常者よりも、同じ状況の人の「わかるよー」の方が気持ちが楽になります。
じゃあ、集まれば良くない?で、集まっているコミュニティもネットを通していくつかできてきています。共通項はみなSNSをしていることです。
・始めることで情報が集まりやすくなる。
まず第一歩として、SNSを始めてみてはいかがでしょうか?そして、自分のことを公表することで、必ず、同じような人が集まってきます。中途障害者としてできることはたくさんあるし、それは他の人や自分のためにもなったりします。
「障害を負うと世界は変わりますが、見えるものもあるよね。そうならないと見えない貴重な体験だったり、情報なので、みんなで世界をよくしていこうよ」
が今回言いたいことです。
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