取り残された・・・。


どうも!
処方箋貰うだけで病院に4時間近く拘束される現状なんとかならんかなを切実に思ってる横山です。

#処方箋発行時は必ず医者に診察してもらわなければならないというルールがあります。
#勉強しろ!!
#「薬だけください」はムシがよすぎるだろ。
#受付だけしていつもカフェにいきます。
#診察は10分ぐらいなのに、平気で2時間とか待つ疑問
#じいちゃんばあちゃんが多すぎる問題が可視化されている病院の実態

さて、今回はこう感じているからこうするようにしているよ系の話です。

病気になってから最初に目を覚ますのは急性期病院という死にかけの人が集められた病院です。
ここでは交通事故や脳卒中のように突発的疾患で「マジで命がやばい」という人だけがいます。
一つのナースコールが生死に直結しているので看護師さんも大変そうな病院です。
次に、命の危機が去った人が行くのは次の工程の回復期病院というところです。
この回復期病院がいわゆるリハビリ病院です。
急性期〜回復期はその人の状態にもよりますが、おおよそ1年〜1年半ほど滞在できます。

・病院もビジネスである


保険制度上、入院期間に制限があるので、ある一定の期間が過ぎると病院からすれば赤字患者になります。
病院としては、入院中はもちろん、早く退院させればさせるほど保険制度で多く国からお金(保険点数)が貰えます。ドライですが、病院もビジネスなので。
退院後の外来のリハビリでも病院は保険点数がもらえます。

・能卒中患者の立ち位置

脳卒中患者は回復期に入院中は命の危険がなく、麻痺もほぼ治らないので、退院後も通院してくれるという意味でものすごく扱いやすい患者です。(病院や医者がどうこうということではなく、そういう制度なのが問題だと思います。)

 

・急に訪れる現実

前置きが長くなりましたがここから本題です。リハビリの専門病院でも治らず、薬でも治らず、何か特別な措置があるかと言われたらそうでもない。
脳卒中になるとこれらの現実が急に襲いかかってきます。
かといって、退院したからといって、今まで通りの生活ができるわけでもなく、かといって誰かが気にかけてくれるわけでもない。
そして、情報も自分から集めに行かないと知りたいことや便利な制度は利用できない・・。
それが今の現実です。これがタイトルの意味です。

まるで、『取り残されたような(見捨てられたような)』気持ちです。
社会も病院も誰も自分を見ていない。

もちろん、障害者というカテゴリに入れば、いろいろな社会的な補助はありますが、僕は当時自分がそうだということをすぐにと受け入れられませんでした。
時間とともに、ゆっくり、ゆっくり自覚していき、最終自分と向き合ってやっと受け入れられるレベルのものだと僕は思っています。

 

●大きく見るのではなく、あくまで一人一人として見る。


逆を言えば、一人一人を見ることがいまを良くするヒントだということも信じています。だっっって一人一人が人間だし、思うこと、感じることは違うと思うから。

100人に対して「どうですか?」ではなく、「Aさんはどうですか?」を100回繰り返すべきだとわたしは思います。そういうことをしていかないと本音は出てこないし、自分だったら出さないと思うので、わたしはそうやるようにしています。

わたし横山はSELECTORを通じて、同じ状況の人々がより良い情報や環境に触れられるようにしたいと思っています。今日はここまでです。


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