どうも!
椅子に座るとなると、麻痺側に人がいない席を無意識に探してしまう横山です。
麻痺側は隣の人に気付かぬうちに寄り掛かってしまうから。
#リアルはそんなに都合よく空いてない
#電車の端の席なんて健常者でも取り合いの席だぞ
#わざと寄り掛っているわけではない
さて、本日は少し重いと感じがちな話、片麻痺とメンタルについて話したいと思います。
・前を見よう
今回の話は長くなるので、先に結論からお伝えします。
『過去を見ていても先に進めないよ。』が結論です。
かくいうわたしもずーっと過去を見ていたタイプです。
それも約5年ほど。(今もかもしれない・・・。)
・過去を見ている限り前進はない
過去を見るとはなにか?
何かにつけて『健康だったら〜』と、思うようなことを指します。
つまり、『麻痺でなかったら』と考えることが過去を向くことになります。
周りに何をどれだけ言われようと、ここの切り替えは並大抵のことではありません。
「はい!じゃあ今日から今まで出来ていたことはほぼ出来なくなって、あなたは障害者ね!」
と言われたも同然なので、どれだけ時間があっても人によっては簡単に切り替えられるものではないと思います。
私はそうでした。スポーツの怪我とかのレベルとは根本的に理不尽さが違います。
そんな理不尽な状況にある人に対して良い加減切り替えろと言いたくなる周りの気持ちもわかります。
正直、本人も切り替えたいんです。切り替えないと先に進むのが難しいと言うこともわかっているから。
でも、できない。
ここは性格にも大きく依存してくるところだとは思います。
ちなみに、わたしは時間かかりました。
というか今もできてないかも。
でも、これを切り替えられないことって、厳しいかもしれませんが、起こった事実から目を背けていることに他ならないんです。
・気づけば目を背けている
例えば
足の骨が折れたのに、
いや折れてない!歩ける!
と言ってもいやいや・・となるじゃないですか。
これに近いです。
もちろんまずは骨をつなげて・・そこから歩く練習をして・・と正しいやり方で正しい手順を踏めば、回復するかと思いますが、
この記事を読んでいるでいるであろう麻痺がある人はおそらく現代医学が考えたリハビリを含めた最高の治療を回復期病院で受けたはずです。
なので、これ以上の回復は自分次第の状況のはずです。
ただ、過去に多くの脳卒中後遺症の方がいたことは事実です。
そして、多くの人が克服できていない歴史があります。
つまり、現状はかなり回復は難しいです。
(もちろん回復した人も中には一定数います。)
・「自分次第」はギャンブルである
その事実を知った上で、「自分次第」に賭けて毎日過ごすことは自由です。
「やってみなくちゃわからない!!」
その気持ちもわかります。
「もしかしたら、これをしたら回復するかもしれない・・・!」
そうかもしれません。
でも・・・
この考え方ってなに何か似ていると思いませんか?
そう。
ギャンブルです。
競馬やパチンコと同じです。
偉そうに言っている私もこのギャンブルモードでした。
これって、やっている本人は良いけど、周りは迷惑です。
そして、最終自分にも良くないです。
本人は何かをしているので前進している気持ちになりがちです。
なぜなら、完全にルールの変わった0の自分で何かをすることは
「ほぼほぼできないことだらけ」だからです。
過去の自分のできたことに対してできると思うことは、周りの誤解にも繋がります。
このことは、極端にルールチェンジした後の自分には酷なことです。さらに残念な事実として、ほとんどのことをできない自分を自己否定、自己嫌悪することになるからです。
このループに入ると、できていたことができない自分に落ち込み、嫌いになります。
その先のステージは鬱です。
鬱となると就業もできないし、家族も周りもより気を遣うようになります。
これが周りにも迷惑をかける理由です。
ではどうするか?
このまま書くと長くなるので、この先は次の記事にします。
片麻痺とメンタル②へ
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