片麻痺当事者が思う 人にお願いする申し訳なさ


 片麻痺たなるとできないことが多い

わたしは28歳で片麻痺になりましたが、何度も書いていることですが、できなくなったことがとても多いです。SELECTORのように片手でもできるようにする商品がまとまっているサイトもなければ、日常生活で助けてくれる人もいない。

人に頼ることを知る必要がある。

そんな状態になった時にはじめて知ります。人に頼ることの大切さを。そこには頼りたくないとかのプライドがあると、何もできなくなります。考えればわかると思いますが、そんなことをしていたら、絶対的にできないことが、多いのです。

 

病院では甘やかされて頼まなくてもやってくれる

 SELECTORのブログ記事では何度もお伝えしていますが、回復期病院ではとことん甘やかされます。困っていると、いつでもナースコールが手に届く場所にあり、察した誰かかが助けてくれたりします。

 

外に出ると気にかかれられる当たり前が当たり前じゃない

そんな病院の環境が当たり前になった頃、退院が訪れます。多くの人が身体の機能回復しない中で、今まで「困った時はどうしようと言う時」になんとかしてくれたその場面の対処法がわかりません。困っているからこそ、どうしたらできるだろうを真剣に考えます。

 誰よりもそのことについて考えているからこそ、申し訳ない気持ちも人一倍

できないことをなんとかするために、一生懸命に考えます。考えれば考えるほど気づくことがあります。それは「こんな簡単なことを何故一生懸命考える必要があるのか?」ということです。自分でもわかるほど簡単なことを人に頼むことが多くそれがものすごく申し訳ない物なので。人一倍、申し訳ないと思いながらも、お願いしています。

周りの人にお願いしたいこと

周りの人からしたら、障害の有無に関わらず、なんでこんな簡単なことを。と思うかもしれません。ここで一つお伝えしたいことがあります。例えば、あなたがジュースを飲みたいと思ったとして、目の前にペットボトルのジュースがある時に優先順位などを考えるでしょうか?わたしは考えずにすぐにやると思います。

なぜなら、理由のない直感的な欲望であり、すぐに出来る事でとても簡単な事だからです。 しかし、われわれは自分の直感的な欲望をすぐ叶えることができません。そのため、片麻痺の人がいかに簡単な事だとしてもお願いしてきた場合は後回しにせず、嫌な顔などをせず協力してもらえると助かります。よろしくお願いします。


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