地味な社会問題 「8050問題」という危機


どうも!!マックの月見パイがお気に入りになっている横山です。
#おmちとあんこがパイ生地に入ってる
#毎年地味に売り切れになる店舗もあるそう・・・。

 

さて、本日もあまり知られていない社会問題について触れていきます。

その名も「8050問題」
すごく簡単にいうと、「高齢者の引きこもり問題」です。

8050問題の実態

これの意味は、80代の親が50代の引きこもりの子供を支えるという問題です。(「80歳の高齢の親が50歳の引きこもりの子どもと一緒に暮らし、経済面を含め支援している」状態)
普通に生活されている方は知らないかもしれませんが、内閣府の調査では40〜64歳の層の1.45%の61.3万人の人が引きこもっているという事実があります。



引きこもりとフレイルの増加

そんな衝撃の実態の中で、近年フレイルという状況が問題視されています。
フレイルとは「加齢により心身が老い衰えた状態」のことです。
当たり前のことですが、高齢になると、筋力の低下、免疫力の低下が起きるので、その人のパフォーマンスが著しく落ちます。 

 

フレイルの問題点とは
フレイルは80代の有症率が3 割を超えているので、このこととにより「8050問題」に深刻な影響を与えます。

 

具体的な影響とは?
これを知ためには「8050問題の家庭の状況」を知る必要があります。
8050問題の家庭の状況
・経済面は全て親のお金
・家事は全て親が担当
・子はほとんどの家事ができない

上記の様な状態で親がフレイルになると、生活が荒れます。
そもそもが引きこもりなので、外界との関わりがないため、誰かが介入するということも、認知することもとても難しいのが実態です。


高齢の引きこもりが増加するとどうなるか?

いや、引きこもりたいなら放っておけばよいじゃんと思うかもしれませんが、
放ってくとどうなるのかを簡単にまとめます。

・孤立死、無理心中の増加
・親の死体遺棄の発生
・親の年金・生活保護費の不正受給、生活保護費の受給増加

現状で上記の候補が60万人以上もいるのがとても深刻な問題であり、今後もこれは進行していくことが予想されているのも怖いところです。

 


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