障害者の社会的孤立について


どうも!!秋が深まってきてすごしやすくなってきたなぁと感じている横山です。
#気温が晴れていても30°いかないは嬉しい
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車騎的孤立という社会問題

さて、本日は障害者の「社会的孤立」というテーマです。
あまり知られていませんが、「社会的孤立」を重い課題と見ているイギリスでは、この問題に専門の大臣を置くことが、2018年に世界で初めて決定されました。その名も、「孤独担当大臣」。この施策にイギリスは約30億円を投じています。障害者の人口が日本に近しい約1100万人(日本は約964万人)いるイギリスでは、さまざまなデータ調査が行われたので、その数値と現状をシェアします。
参考記事はこちら

社会的孤立とは?

「一般的に家族や社会との関係が希薄で他者との接触がほとんどない状態のことを指します。 」


データが示すリアル
データ抜粋元はこちら

孤独担当大臣が置かれたイギリス国内の調査で次のように出ています。

・18〜34歳の障害者の85%(900万人以上)が孤独を感じている。
・孤独を感じている人の25%が何かしらの障害を抱えている。
・障がい者の51.6%(500万人以上)は孤独を感じている。
→障害別内訳-学習障害-73.3%
      -知的障害-73.1%
      -精神障害-63.1%
      -身体障害-50.8%
      -健常者-6.5%

・独身障がい者の「1人で時間を過ごす」割合は60.1%(600万人以上)、健常者の場合は28%


日本における現実

日本においては、この社会的孤立の対策を前提として、家族や周りの人が支える「共助」を前提としていることが多いです。
「共生社会」という一見聞き心地が良いスローガンの元、その責任を家族や、地域に移行しているのが現実です。
でも、現実はそこまで単純ではないです。
そこにはそもそも『社会的排除』されている障害者が多いという事実をあまり誓いできていないように1人の当事者として思います。
『社会的排除』というのは、つまりは、選択権がないということです。
車椅子の人は階段の場所は通れない。
多目的トイレが必要な人は整備されているところでしか用を足せない。
このように、当事者しか見えない、選択肢のなさを『社会的排除』と言い、日本ではまだまだこの無選択肢がたくさんあります。

 施設にいるから安心というわけでもない

施設に入れば孤立の心配はないでしょう。と思う方も多いかと思いますが、
障害を持った多くの人がコミュニティに入るノア難しいという理由で結局孤独を感じているという実態があります。


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